将来を担う子供にまでマスク着用やソーシャルディスタンスを強要する昨今の状況に対して意見を述べさせていただきます。

将来を担う子供にまでマスク着用やソーシャルディスタンスを強要する昨今の状況に対して意見を述べさせていただきます。ほとんどが今まで申し述べさせていただいてきたことの繰り返しになりますが重要かと思いますのでご寛容のほどを。

【日本では重症化率が極めて低い】:今回の新型コロナは日本では免疫システムが過剰に反応(サイトカイン・ストーム)して重症化する率が極めて低いです。ウイルス自身の毒性が低く、からだにウイルスが入った人の大半は自然免疫の対応で発症に至らないか、せいぜい急性の軽度の気道症状で治まってしまいます。ここにはBCGも関与したものと思われます。もちろん感染期間が人により3ケ月ほどと長く、またごく一部で再発をみますが。

【マスク】:理想的な条件設定での医学的検証で若干の効果があるとの報告がありますが、飛沫だけでなく空気感染の恐れがある新型コロナでは、「咳エチケット」以外は不織布マスクや布マスクはウイルスの出入りを防げません。かと言ってN-95のような本格的なものを一般人が使うのはまったく現実的ではありません。ですので私たちがマスクの使用にこだわる意義はありません。むしろマスク着用にこだわるあまり不安を増長する方が免疫能を下げるので好ましくありません。

【こども】:重症化する可能性が極めて低いので、心身ともに健全に育つことの重要さとのバランスを考えて、マスク着用やソーシャルディスタンスなどを止めてふつうの生活に戻すことです。インフルエンザと同様、万一集団発生したときに学級閉鎖を行えば十分です。

【医療現場と指定感染症】:医療が立ち行くために今必要なことは新型コロナを指定感染症からはずすことです。そして病院への入院を有症状患者に限ることです。もちろん症状が出て来た人を迅速に収容できるようにしておくことには変わりありません。

そもそも真陽性率がよくても7割(それも実施件数が急拡大するとあてになりません)といわれるPCR検査はスクリーニングにではなく、あくまでも臨床症状、画像診断などとともに総合的判断の一手段として用いるのが妥当です。PCR陽性者が即、感染者でもましてや患者でもありません。

メディアで毎日“PCR検査陽性者数”を数え上げるのは逆効果です。